ハンティングデール・ゴルフ・クラブ

メルボルンの世界的に有名なサンドベルト(Sandbelt)地域の中心に位置するハンティングデール・ゴルフ・クラブ(Huntingdale Golf Club)は、オーストラリアにおける最高級チャンピオンシップ・コースのひとつです。国内で最もコンディションの良いゴルフコースのひとつとして絶えず評価され続けるハンティングデールは、サンドベルトにおいて最も新しいゴルフコースでもあります。

クラブについて

1979年、ハンティングデールはオーストラリアン・マスターズ(Australian Masters)の最初の舞台としてその名を馳せ、オーストラリアで最も有名なゴルフコースとなりました。1979年以降、ハンティングデールでは、ジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)、アーノルド・パーマー(Arnold Palmer)、セベ・バレステロス(Seve Ballesteros)、グレッグ・ノーマン(Greg Norman)、ニック・ファルド(Nick Faldo)、 そして世界トップに輝くタイガー・ウッズ(Tiger Woods)など、ゴルフ界で最も有名な選手達がプレーしています。

2008年、ハンティングデールはオーストラリアン・マスターズの30年連続開催地となり、現在では「オーストラリアン・マスターズの本拠地」として正当に認められています。

ハンティングデールの成り立ちは、サリー・ヒルズ・ゴルフ・クラブ(Surrey Hills Golf Club)の設立された1896年まで遡ります。サリー・ヒルズ・ゴルフ・クラブの運営は1914年まで大いに振っていましたが、その年に勃発した第一次世界大戦によって、解体を余儀なくされました。その後クラブはサリー・ヒルズからボックス・ヒル(Box Hill)のカンターベリー・ロード(Canterbury Road)、ドンカスター(Doncaster)のドンカスター・ロード(Doncaster Road)へと移転されました。1941年になると、クラブのメンバー達はサンドベルト地域への移転を決定し、移転先にはかねてメルボルン・ハント・クラブ(Melbourne Hunt Club)のコースとして使われていた地が選ばれました。そして1941年、コースが再オープンした際、ハンティングデール・ゴルフ・クラブという名前が付けられました。

デザインの特徴

ハンティングデールのコースの設計は、著名なイギリス人ゴルフコース設計家であったチャールズ・ヒュー・アリソン(Charles Hugh Alison)に委任されました。今日では、このコースがオーストラリアで見られる氏の唯一の作品となっています。アリソンはH.S.コルト(H.S. Colt)との建設協力関係で最も良く知られており、二人はサンニングデール(Sunningdale)やウェントワース(Wentworth)を含む、英国で大変有名なコースの建設責任者でもありました。

このコースでゴルファーは、見事に手入れの行き届いたフェアウェイ、戦略的なバンカー、素直で大きなグリーン、そしてオーストラリアン・マスターズにおいてフェアウェイを美しく彩った名プレーヤー達の素晴らしい記憶によって迎えられます。これらの要素が組み合わさることによって、ハンティングデールが常に最高のプロフェッショナル・ゴルフコースであり、最新技術を備え続けることが可能となっています。

ハンティングデールのグリーンは素直で速く、年間を通してマスターズ用のコンディションに保たれています。コントロールを利かせることができずグリーンの奥側にボールを運んでしまったプレーヤーは、長く、起伏するパットを要求されることがあります。コースの後半に待ち受けるホールのいくつかは、世界で最も難しく、かつ最も美しく仕上げられたホールに属すると称されています。

ポール・ケーシー 2010年7月、世界8位にランクインして:

“もし僕が残りの人生において、ゴルフを楽しむだけのためにプレーできるのなら、ハンティングデールのようなコースでプレーするだろう。まるで魔法のような場所なんだ。”

コースのハイライト

6番ホール パー5 515メートル

515メートルの6番ホールにおいて、2打目でグリーンを捉えられる可能性を考えた場合、強がりを抑えること無く、勇敢に、思い切った選択のできるゴルファーは、あまり多くはありません。

まず始めに、フェアウェイの右サイドにあるバンカーは、特に2打でグリーンを捉えようとしているロングヒッターにとって、何としてでも避けなければならないポイントです。より堅実なプレーヤーにとっては、2打目で、その後にショートアイアンでグリーンを狙えるような位置につけることが最重要課題となってきます。6番ホールのグリーンは非常に大きいため、成功率の低い長いパットを避けるためにも、適切なクラブ選びが極めて重要です。