ペニンシュラ・カントリー・ゴルフ・クラブ

1925年に創立されたペニンシュラ・カントリー・ゴルフ・クラブ(Peninsula Country Golf Club)は、フランクストン(Frankston)の広大な地におけるアメリカン・スタイルのゴルフリゾートを心に描いたスコットランド人コース設計家、ゴードン・バーナード・オリバー(Gordon Bernard Oliver)と、土地投機家ウィリアム・タウラー(William Towler)の夢でした。

クラブについて

ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュース(Royal and Ancient Golf Club of St Andrews)のメンバーであったゴードン・バーナード・オリバーは、男性用に18ホール、女性用に9ホール、計27ホールをデザインし、1923年12月、最初の11ホールがプレー可能となりました。

その後、小さなグループが、個人経営カントリー・ゴルフクラブの設立を目的に、当クラブの買収に向けて最初の行動を起こしました。クラブは最終的に、ペニンシュラ・カントリー・ゴルフ・クラブ(Peninsula Country Golf Club)としてその名を知られるようになりました。

1960年代の初期、新しいクラブハウスを現在の位置に建設すること、そして18ホールからなるコースを二つ造ることが取り決められました。ニュージーランド人設計家、スローン・モーペス(Sloan Morpeth)は、元々あったコースからオリバーの6コースを自身のデザインに組み入れ、450エーカーの美しい自然森林地帯には、新しくノース・コース(North Course)とサウス・コース(South Course)が建設されました。

運営が開始されて以来、ペニンシュラ・カントリー・ゴルフ・クラブは真の「カントリー・クラブ」として、41のツイン・シェア・ルームを含め、ゴルフ以外においても幅広い設備を提供しています。クラブはその他にも質の高い食事、豊富なワイン・リストを提供していることで知られています。常連客はペニンシュラに40年以上にもわたって通っており、クラブを「第二の故郷」として楽しんでいます。

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デザインの特徴

サウス・コースがオーストラリアで最も難しく、最大の努力が要求されるチャンピオンシップ・コースとして知られる中、ノース・コースも近年の改修を経て、その真価が認められるようになってきました。オーストラリアにおけるゴルフ関連のトップライターの1人は、この改修を「オーストラリアのゴルフコース史上最高の改修工事」と評価しています。(2003年D.オリバー著(D Oliver):オーストラリアズ・ベスト・ゴルフコース(Australia’s Best Golf Courses))

両コースはこれまでに、重要なアマチュア・プロ大会の開催地となっており、素晴らしいカウチグラスのフェアウェイ、ベントグラスのグリーン、そして伝統的なサンドベルト・バンカーでその名を知られています。

ノース・コース

改修が施されたノース・コースは、単純に打ち続けるのではなく、コースの上手い切り抜け方を考察するプレーヤーに有利に働くようデザインされています。ノース・コースは長いコースではないため、距離よりも戦略的な面において、良い成績を収めるのが難しいコースとなっています。いくつかのホールにおいては、ハンディキャップ、フォーム、天候、あるいは試合の状況によって、異なる様々な選択肢が生まれてきます。さらにその中から正しい選択肢を選ぶことが、このコースを攻略する最初の鍵となっています。

サウス・コース

サウス・コースは古くから、ペニンシュラのチャンピオンシップ・コースとして知られています。ノース・コースが改修によって同じくチャンピオンシップ・レベルに昇格する一方、サウス・コースは常に難関コースとして存在し続けてきました。2004年の始め、サウス・コースはマイケル・クレイトン・ゴルフ・デザイン(Michael Clayton Golf Design)によって大規模な改修工事が施されましたが、変化の中にも既存の印象が失われることはありませんでした。サウス・コースは依然として「巨大」なコースであり、幅広いフェアウェイ、大きなバンカー、そして同じく大きなグリーンを有する、長いコースとなっています。ペニンシュラのサウス・コースでプレーをする際には、ゲームの全段階においてその能力が問われるとした上での心構えが必要です。

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コースのハイライト

14番ホール パー3 138メートル

サウス・コースは14番ホールのティーグラウンドに足を踏み入れると、いくつかの要素が直ちにプレーヤーの注意を引きつけます。グリーンへ向かう途中に見える、キャリーで越えなければならない谷が、必ずプレーヤーの目に入ってきます。その後、プレーヤーの考察の対象は、ひどく傾斜した表面を静かに暗示し、周囲のものよりも高く、優美に佇む、芝の輝くグリーンへと移行していきます。この14番ホールにおいてパーを獲得するためには、慎重なティーショットでボールをピン下に運ぶことが不可欠です。

しかし、ティーグラウンドを離れる前に、ほんの少しの間で構いませんので、ゲームへの集中を解いてみてください。そして、ホールを美しく縁取る、幻影的な素晴らしいホワイト・ガム・ツリーをご堪能ください。