ビクトリア・ゴルフ・クラブ

海沿いのサバーブ、チェルトナム(Cheltenham)に位置するビクトリア・ゴルフ・クラブ(Victoria Golf Club)では、世界最高級のゴルフを体験することができます。美しく手入れが施されたコースは、アマチュア・プロの両方が十分楽しめるようにデザインされています。超高速のグリーン、そしてオーストラリアでも最高レベルのバンカーを有するビクトリア・ゴルフ・クラブのコースは、この地域の中でも難易度の高いコースのひとつとなっています。

クラブについて

1903年、ビクトリア・ゴルフ・クラブはビル・ミーダー氏(Bill Meader)によって創設され、当初はポート・メルボルン(Port Melbourne)のフィッシャーマンズ・ベンド(Fishermans Bend)に位置していました。1927年、クラブは現在の場所へと移転され、ゴルフコース設計における第一人者であったアリスター・マッケンジー博士(Dr Alister Mackanzie)の助力を得て、オスカー・ダンマン(Oscar Damman)とビル・ミーダーによってデザインされました。

ビクトリア・ゴルフ・クラブはゴルフの世界において大変素晴らしい歴史を持っており、その歴史の中でも最も驚くべき偉業は、1954年に成し遂げられました。この年、当時クラブのメンバーであったダグラス・ベヒリ(Douglas Bachli)が全英アマチュアゴルフ選手権で優勝し、同じくクラブメンバーであったピーター・トムソン(Peter Thomson)は初めて全英オープンゴルフで優勝を果たし(ピーターはその後同大会で4回優勝)、クラブを一躍世界的な地位までのし上げたのです。両大会のトロフィーは、メンバー専用バーの暖炉の上に並べて飾られました。これら二人のメンバーによる功績とゴルフ界への貢献を大きく評価したビクトリア・ゴルフ・クラブは、彼らを称え、クラブのひとつの部屋をベヒリ・トムソン・ルーム(Bachli Thomson Room)と命名しました。さらに近年では、同じくクラブのメンバー、ジェフ・オギルビー(Geoff Ogilvy)が全米オープン2006で優勝を果たし、世界的な成功を収めています。

クラブハウスはオーストラリアでも最高級とされており、15のツイン・シェア・ルームを有しています。さらにここでは、宿泊するゲストよるクラブの構成への貢献が、大変に意義深いものとなっています。ビクトリア・ゴルフ・クラブにて提供される待遇やサービスは格別のものであり、初めて訪れるゲストは畏敬の念を持って迎えられることにより、クラブの常連となっていきます。

ピーター・トムソンは、こんな言葉を残しています。「特別な個性を放ち、他とは一線を画しているゴルフクラブがいくつかある。そういう個性とは、コースの質、あるいはクラブを特徴づける建物や宿泊施設だけとは限らない。クラブの個性とはもっと本質的なものであり、メンバー、クラブの過去と現在、そして何十年という長い時間をかけて、素晴らしい伝統を築いてきた数々の功績から出来上がる。ビクトリア・ゴルフ・クラブは、そういう素晴らしいゴルフクラブだ。

デザインの特徴

ビクトリア・ゴルフ・クラブのコースは、マイケル・クレイトン(Michael Clayton)の指導の下、この15年間で大きく姿を変えました。しかし、コースが歴史あるサンドベルト(Sandbelt)の特徴を現在でも受け継いでいるのは、疑いようのない事実です。コースの多くは素晴らしいグリーン・コンプレックスを特徴としており、バンカーも巧みに配置されています。さらに、プレーする上で考慮するべき適切なラインは、天候の影響により左右されます。

通常、トーナメントにおいては、各プレーヤーが11番から16番ホールをどう攻略するかが、誰が最終日にその頭上にトロフィーを掲げるのかに大きく影響してきます。11番、12番、13番ホールは全てパー4であり、2打目のアプローチショットでグリーンの正しい位置に乗せ、すぐにパットへとつなげるためには、正確で、適切な位置へとボールを運ぶティーショットが求められます。14番ホールは上り坂のトリッキーなパー3で、最も正確なティーショットが要求され、グリーンを捉えることができなかった場合、パーにするのも困難となります。15番ホールのティーショットでは、ドライバーから6番アイアンまで幅広い選択肢があり、最も面白いコースであると言えます。しかし、パーを狙うには、やはりパー・オンすることが不可欠となっています。全てのトーナメントにおいて、常に16番ホールは最も難しいホールのひとつとされています。3打でホールを終えるには、長めのアイアンでの慎重なボール運びが要求されます。パー5のホールは、9番ホールまでに二つあります。そして同じくパー5の18番ホールでは、バーディー、さらにはイーグルを狙い、最後の最後で勝負をひっくり返すチャンスが残されています。

コースのハイライト

18番ホール パー5 461メートル

18番ホールは全長461メートルと、長いパー5ではありません。ティーショットを打つ際は、フェアウェイのバンカーを避けることが最優先です。

フェアウェイの中心をキープすることは、どのホールにおいても大切です。ビクトリア・ゴルフ・クラブの18番ホールにおいては、フェアウェイの丘を越え中央にボールを運ぶことで、2オンできる可能性が開けてきます。その後はパットを2打以下で沈めることによって、バーディーを獲得することができます。実際に実行するのは言うほど易しくはありませんが、ティーショットから2打目でグリーンの右側に乗せることができれば、理想的な形でホールを終えるチャンスが大きくなってきます。